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ケンボーの中国アクア情報ブログ!!

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アジアアロワナ

アジアアロワナ

アジアアロワナ

科目:オステオグロッスム

学名:Scleropages formosus

生息地: マレーシア、インドネシア

最大長:70cm

飼育論:この魚を飼われる人は、ある程度の勉強をして飼育に挑んでいるものだと思います。理由は値段が高価であり、初心者が手を出しにくいからです。また、この魚はCITES(ワシントン条約)になっている為、普通では、証明書が必要になるから初心者は敬遠する方が多いです。では、飼育してみよう決めた人は、色々調べて購入せれるので、ここは、ケンボー流の飼育論を書いていこうと思います。
まず、私がアジアアロワナを最初に飼育いたしのは、CITESに日本が加盟する前です。はっきりとは解りませんが、昭和54年ぐらいと思います。この当時は証明書などなく、レットアロワナ、グリーンアロワナと呼ばれていました。シルバーアロワナは何度か飼育した事はあったのですが、(当時シルバーも高価でした。)レットアロワナはやはり、学生時代の私にとって、かなり高値の花でしたが、何とかして手に入れました。その後、大人になり、この魚は何度か手に入れましたので、その経験を書いていきます。
注意点は、誰もが言いますが、飛び出しです。パワーがありますので、蓋は必ず固定式にするほうが懸命です。重たい物を乗せとけば大丈夫とは、思わないで下さい。かならず後悔しますよ。そして、この魚は幼魚の内は、かなり神経質ですので、驚かさないよう注意してください。大きくなると、結構図太くなるので、幼魚のように、こちらも神経質になる必要はありませんが。
成長のスピードの目安として、12~13cmの固体で30cmになるまで、約半年。1年で40cmを越していきます。ですから、水槽の大きさは、1500mm×幅600mmは最低1年で必要になってきます。1200mm×450mmでも飼えない事もないですが、意外と体が硬いので、将来、大きく美しく、育て上げたいのなら、1500mmは欲しい所ですね。混泳ですが、同種同士は避けるのが無難ですが、私はあえて混泳をさせます。なぜかは、水槽にゆとりが無いからと言う理由は少しはありますが、同種の混泳をさす事により、餌食いが良くなるのと、若干美しく成長すると思われるからである。(ヒレなどは混泳で結構割れたりしますが。)しかし、2、3匹の混泳はやめた方がいいと思います。1匹が負い目を感じると、他がイジメ始め、やがて食が落ち☆になるのは、目に見えていますから。要は観察です。どの魚にもあてはまるのですが、1匹、1匹、同じ種類でも性格が違います、それがよくあてはまるのがアロワナです。
この魚を購入した人すべてに言えるのが、アジアアロワナが高価だから、他の魚を粗末に扱う事をしないで頂きたいと感じる事が、私は1番の問題点になると思います。(反対の意味では、高価な魚を買う事により、色々調べ、知識が豊富になる事も多々ありますが。)
CITES:現在この魚はCITES(ワシントン条約)の付属書Iの対象になっており、日本国内で飼育する場合、「国際稀少野生動植物種登録票」また、「国際稀少野生動植物種譲受け等届出書」の書類が必要です。詳しくは、アジアアロワナを扱うショップで聞いて、購入する時は必ず、書類を貰いましょう。これが無ければ、法律違反ですよ。
私が現在住んでいる、中国ではCITESに加盟していない国ですので、このような証明書はありませんが、世界の多くの国が加盟しているのですから、早く加盟して欲しいものです。

龍魚:中国では龍魚と呼ばれ、主にお金持ちの象徴として大事に飼われていますが、その金の美しさから、昔は王宮料理の1つの食材として、海外から持ち込まれていました。

中国龍魚の呼び方(中国に住んでいる人らしく)

一級紅龍 - 血紅龍(シェホンロン)
         辣椒紅龍(ラージョウホンロン)
         紫艶辣椒紅龍(ズーイェンラージョホンロン)
         緑皮辣椒紅龍(ルゥイピーラージョホンロン)
二級紅龍 - 黄金紅龍(ホワンジンホンロン)
         橘紅龍(ジィーホンロン)
金龍    - 過背金龍(グーオべィジンロン)
         金黄過背金龍(ジンホワングーオべィジンロン)
         籃底過背金龍(ランティイグーオべィジンロン)
         白金過背金龍(バイジングーオべィジンロン)
         紫底過背金龍(ズゥーティグーオべィジンロン)
         紅尾金龍(ホンウェイジンロン)
青龍    - 青龍(チィンロン)


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